銀行やメーカーなどの大企業でのRPA成功事例を受けて、中小企業の中にもRPAを導入するケースが増えています。しかし、RPA(※1)には「落とし穴」があります。

このページでは、RPAを導入した際の落とし穴を3つにまとめました。

1.実務者が使えない

IT 会社の協力のもとPOC(Proof of Concept:概念実証)を行い、3つの業務の自動化に成功した。成功を受けてRPAツールを導入したが、半年経った今も動作するシナリオが増えていない。

RPAは非エンジニアの実務者でも使いやすいように工夫されています。しかし、簡単に実務者が使いこなしてくれるわけではありません。

⇒実務者がRPAを使えない

2.現場が混乱する

基幹システムからデータを抽出し、各種帳票を作成するシナリオが10 本ある。ある日、いつものようにシナリオを実行すると、10 本中7 本が止まってしまい大混乱に陥った。RPA 推進部署が緊急で対応したが、営業部の業務が大幅に遅れてしまった。

RPAの導入により、かえって現場が混乱して生産性を下げてしまう事態も起こります。

⇒RPAにより現場が混乱する

3.運用管理できない

何カ月も使っていないノートパソコンが机の中に放置されていたが、RPAツールがインストールされていることに気が付いた。誰も管理しておらず、その間のライセンス費用が無駄になってしまった。

※1)各自のパソコン内で動く「デスクトップ型RPA」を指しています。