統合管理ツールとRPA

RPAの効率的な運用方法を知りたいという方へ。RPAの運用が煩雑だ、なにか便利な方法やツールの情報などがあれば知りたいと考えていませんか?

この記事ではPRAの運用を効率的にする技術がわかるように解説します。

この記事で解説すること
  1. PRAの運用を効率的にする技術
  2. RPAの運用に便利なツール

 

RPAの運用を効率化する統合管理ツールとは【日立製作所JP1など】

1.統合管理ツールとは【JP1が有名です】

統合管理ツールとは、システムに関する情報や状態をサーバー側で集中的に管理する機能を持ったツールのことです。

例えば、システムの運用に欠かせないIT機器が正常に動いているかの死活管理やジョブと言われる単位で動く複数のプログラム群の動きを制御するジョブ管理機能などがあります。

これらを統合的に一元管理することで、バラバラに動いているITによって起こる人的ミスや機械的不具合を減らし、ITシステムの運用の効率化を図ることができます。

現在はさまざまな統合管理ツールが出ていますが、古くからあり有名なのは日立製作所のJP1です。

2.RPAの運用には統合管理ツールが便利です【JP1の連携機能】

PRAも統合管理ツールを導入すると効率的に運用できます。

RPAは複数のシステムをつないで一つの業務自動化を実現しようという取組みですので、どこかのシステムが不具合を起こす可能性があるからです。

RPAは複数のシステムをつなぐ、統合管理ツールはRPAを含む複数のシステムを統合管理(監視、実行)するという組み合わせになります。

日立製作所のJP1もこの点に着目し、2019年1月31日に出荷を始める新版「Version 12」でRPAツールとの連携機能を加えるそうです。

参照≫RPAと基幹系を統合管理するJP1、システム運用の新潮流

「業務や部門ごとに複数の製品が利用されていたり、基幹システムとの連係が必要になったりと、RPA製品単体だけでは対応しきれない状況が出てきている。」

「RPA導入がPoC(概念実証)止まりになってしまう原因の1つが運用問題ではないか。事実、ソフトロボも含め、システム全体を一括して運用管理してほしいとの声が増えていた」

「Version 12」出荷時に連携できるのは米オートメーション・エニウェアの「Automation Anywhere」のみだそうです。今後の展開に注目です。

3.JP1以外の選択は?

JP1は高価で高性能ですので、中小企業で少しRPAを使いたいという場合は別の選択肢を持っておきましょう。

NTTデータのHinemosがお勧めです。

参照≫Hinemosへようこそ

Hinemosは高性能でありながら、大規模運用に使わない場合はオープンソースとして無料で運用できるのです。

 

まとめ

JP1の記事でも指摘されていますが、RPAの課題の一つが運用問題です。

RPAは開発して終わりではありません。業務と密接にかかわっているため、常に改修しながら、何年も運用を続けていかなければなりません。

そのとき、すべて人手で管理していては工数が増加し、本来の業務効率化/省力化からすると本末転倒なことになっていまいます。

ですから、RPAには統合管理ツールを組み合わせて、少人数で効率的に運用を続けられる体制を構築してください。

ちなみに、私の著書『オープンソースで作る!RPAシステム開発入門』では、Hinemosを使ってRPAシステムを運用する方法を解説しています。