RPAの野良ロボット化は話題になっています。管理されてないRPAがあふれて、問題を引き起こすというものです。

1.ライセンスが管理できない、していない

システム部門がRPAツールを管理せず、実務部門にライセンス管理から運用までを任せてしまう場合に発生する問題です。

どのPC端末にRPAツールがインストールされているのか、どんなシナリオが実行されているのか、会社組織として管理できなくなります。

このパターンには、2つのリスクがあります。

リスク1無駄なサブスクリプション費用が発生し続けるリスク

年間数十万~数百万の損害が発生します。

リスク2統制上のリスク

どのような業務が野良ロボットによって行われているのか、ルールに従っているのかが管理されず、ブラックボックス化してしまいます。

そのため、不正のリスクもあります。例えば、以下のような不正が考えられます。

・ 大切なデータを扱うシステムのログインIDとパスワードがシナリオに直接書き込まれているため、システムへのログイン権限がない人が利用している。

・ セキュリティを考えて、少しずつしかデータが抽出できないようにしているシステムがあるが、RPAは24時間動作するので、時間をかけてデータを抽出させている。

このように、人間が作業しているときには、起こらなかったリスクが起こり得るようになります。

2.担当者の異動・退職により野良ロボット化する

RPAシナリオの開発者が部署異動または退職により、中身の分からないシナリオが放置される、という問題です。

引継ぐ人がシナリオを理解できなければ、放置されることになります。

RPAツールは放置され、業務は手作業に戻ります。

 

RPAの3つの落とし穴RPAのせいで現場が混乱する>RPAが野良ロボット化する