SikuliXで既存のExcelファイルを起動する方法を解説します。アプリケーションを起動する方法全般について関連ページをご参照ください。
ついでにパワーポイントファイルの起動も解説しています。日本語ファイルの取り扱いについて触れています。
SikuliXで既存のExcelファイルを起動する方法
■動作確認環境
- OS:Windows10
- Excelバージョン:Excel2016
- 起動するExcelファイル:ダウンロードフォルダにある「SalesData.csv」
# -*- coding: utf-8
excel_path = "C:\\Program Files (x86)\\Microsoft Office\\root\\Office16\\EXCEL.EXE"
FileName = os.path.join(os.environ['USERPROFILE'],"Downloads","SalesData.csv")
App.open(excel_path + " " + FileName)
SikuliXでExcelファイルの起動を確認する方法 SikuliXでExcelファイルの起動を確認するには、画像の出現を待つとよいでしょう。 リスト1の例では、Excelで既存ファイルを開くと画面上部に「ファイル名 – Excel」と表示されることを利用しています。
リスト1
SikuliXで既存のPPTファイルを起動する方法
■動作確認環境
OS:Windows10
Excelバージョン:POWERPOINT2016
起動するExcelファイル:ダウンロードフォルダにある「自動化プロジェクト提案.pptx」
# -*- coding: utf-8
import subprocess
ppt_path = "C:\\Program Files (x86)\\Microsoft Office\\root\\Office16\\POWERPNT.EXE"
FileName = os.path.join(os.environ['USERPROFILE'],"Downloads",u"自動化プロジェクト提案.pptx")
subprocess.Popen([ppt_path, FileName])
日本語を扱う場合、「App.Open」ではうまくいかなかったため、「 subprocess.Popen」を使用しました。
ちなみにSikuliX1.1.4ではApp.openで動作しました。
# -*- coding: utf-8
FileName = os.path.join(os.environ['USERPROFILE'],"Downloads",u"自動化プロジェクト提案.pptx")
App.open(FileName)
SikuliX1.1.4のソース
関連ページ
SikuliXで外部アプリケーションを起動する関数App.open
SikuliXで外部アプリケーションを起動するには(subprocess.Popen)
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