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代表者プロフィール

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こんにちは。完全自動化研究所の小佐井です。

自己紹介に関する情報をまとめました。

過去の経歴

新卒で派遣プログラマ→過酷な現場を経験→企業の情シスに転職→ダウン症の子供のために自由な時間が必要となり独立→(株)完全自動化研究所設立→RPAによる業務自動化の書籍を4冊上梓。

概要は上記の通りです。

今でこそ技術関連の書籍を書かせていただいていますが、これを読んでいる若者のためにも、若いころから僕がどれだけダメダメだったかを含めて、少し詳しく語らせてもらいます。

将来の道を悩んでいる若者がいたら、「正直どうにでもなるんだ」というくらいの気持ちになってもらえたらいいな(笑)。

【前編】独立するまで

大学院を出ても無職

昭和49年生まれ。福岡県福岡市出身です。
大学は京都工芸繊維大学で、大学院(造形工学専攻)を修了しています。

絵を描くことが好きで、大学院まで造形工学や現代アートなどデザイン系の勉強をしてたのですが、「これで将来どうやって食べていこう」などとは考えていませんでした。

正直、大学院でも勉強もほとんどせず、スポーツか麻雀。何かもっとできたかなーとは思いますが、自由で楽しかったな。

大学にいる間も就職活動というものをしたことはなく、大学院を出た後も就職しようという気はまったく起きませんでした。

大学院を出ても無職でしたが、「サラリーマンになる」という選択肢は思い浮かばず、漠然とした不安を抱えつつ、バイトとか大学の後輩と麻雀とかして暮らしてました。

大学・大学院の同窓生は超一流企業に就職していたのですが、僕は「超一流企業」という意味もよくわからず、「ネクタイ締めたくない」くらいのことを言ってたと思います(笑)。

無職、ニューヨークに行く

転機はニューヨークの大学に行っている友人が遊びに来ないか、と声をかけてくれたことでした。

ニューヨークに3か月いたのですが、その間にパソコンにハマってしまったのです。当時はまだインターネットが日本ではめずらしい時期でしたが、アメリカでは定額でつなぎ放題(電話回線)でした。ITの浸透度も日本より10年は進んでいたかもしれません。

当時使っていたOSはWindows98。まだまだいじるところがたくさんあって、壊しても再インストールすればいい、という感じで、この新しいおもちゃに夢中になりました。

中学生の頃、MSXというパソコンの前身のような機種を使って、雑誌を片手にプログラミングしていた経験があったので、その頃の楽しさを思い出したのです。

ニューヨークにいながら、最後の1ヵ月くらいはあまり外出していなかったと思います。英語も話せなかったですしね。

素人で派遣プログラマーになる

帰国してすぐ合同会社説明会場に飛び込んで、どこでもいいのでプログラミングを仕事にできる会社を探し、最初に決まった会社に一応新卒ということで入社しました。

その当時すでに25歳だったので、同期よりずいぶん年上で、先輩も僕より若い人が多かった(笑)。

その会社で、いわゆる常駐派遣プログラマーになったわけです。入社2週間後には客先に常駐してました。今でいう典型的なブラック企業でしょうね。でも、こちらはプログラマーとして力を付けられさえすればいいので、お構いなしでした。

ちなみに、今の若い子は「Webプログラマーになりたいからプログラミングスクールに行く」とか言うけど、どうなんでしょう。プログラミングの初心者だったら、どこでもいいので雇ってくれるところに飛び込めば、後は勉強しながら力付けて、転職すればいいと思いますが。まぁ、僕はWebプログラマーは難しすぎるし、技術の進歩が速すぎるし、競争が激しすぎて無理。よくプログラミングの初心者が目指すもんだ、と感心してるだけですが。

過酷な現場でもまれSEになる

さて、晴れてプログラマーになった僕ですが、当然、プログラミングの基礎もわずかしか理解してませんし、ましてやシステム開発など知りません。

当時はブラックな営業は普通でしたので、「お前はプログラマー歴4年ってことになってるから」「はい!わかりました」って感じでお客様先に派遣されるわけです。

素人とばれずに知ったかぶりをするために、いろいろ本を買って勉強しましたね。それでも、何しろ素人なもんで、残業200時間近いデスマーチになった案件もありました。

これくらい残業すると、何度やってもファイルをコピーすることもできない、など頭がまともに働かなくなるので、若い方には過剰な残業は絶対にやめてもらいたいなと思います。

2年目には営業SEも兼ねつつ、受託開発センターの立ち上げにも参画し、東京、神奈川、福岡などいろいろな場所、いろいろな案件にかかわりました。

半導体工場の金型管理、自動車工場の品質保証部、スーパーのPOSシステム開発、電気会社のシステム、、営業SEとして提案・見積した案件もたくさんありましたね。

常駐派遣の期間は3か月~1年程。ほとんど1人で常駐するので、毎回周りは知らない社員。その中で結果を求められる日々。結果が出せないと契約切られますからね。

短い期間で過酷な現場を何件も回ったおかげで、4年も経つと、いっちょ前にSE(システムエンジニア)としてプログラマーを抱えてプロジェクトを切り盛りするくらいになりました。

大手パチンコホールに転職するも過酷

そんな中で某大手パチンコホールの売上分析システムの受託開発を担当したことから、その会社の情報システム部に転職することになりました。何しろ、給料がよかったもんで(笑)。20代の後半で900万円くらいはもらっていたと思います。

しかし!あまりに働きすぎて記憶はほとんどありません。定時くらいまではトラブル対応に追われ、自分の仕事をその後やって、仮眠してパチンコホールが閉まったあと集計作業を夜中までやって、居酒屋で4時頃まで飲んで、仮眠室で寝る…起きたらまた働く、という暮らしだったような…。

2年たたずに辞めました。その会社が悪いわけではなく、自分が若くて上手くできなかったんだな。今だったら、自動化をフルに使って、定時にさっさと帰ってるでしょうね。

再び無職に戻る

当時すでに結婚していましたが、そこから1年間は無職。無職は2回目なので気になりませんでした。ネットで怪しく稼ぐ方法とか転売ヤー的なこととか、いろいろ模索してたけど、たいして稼げず…。

貯金も減ってきたし、そろそろ働こうかなと、小売業の情報システム部に入社しました。

こうやってみると、かなりテキトウな人生ですが、それなりに自分では考えているつもりでしたね。

小売企業に就職するも息子が

小売業の情報システム部では勝手にソフトウェアを作って業務改善をしていました。数千億の売上があるパチンコ企業でも売上分析システムを作っていたので、中小企業の売上分析システムを作るのは簡単でしたし、Excelのマクロを使って、全社の棚卸システムや発注サポートシステム、人事360度評価システムなんかも作って運用していました。

小売企業の情報システム部に転職して数年した時、生まれた息子がダウン症で重度の心臓病(手術して今は元気!)であったことから病院にいくことが多くなり、在宅で仕事させてもらうことなりました。

まだ在宅勤務という形態が一般的でなく、会社としても制度はまったくゼロ。完全な在宅勤務ではなくひと月に1週間は出勤することで何とか出勤したことになる、特例的な処置でした。

でも、それも1年間の期限付き。1年後も会社に通える状態にはならず会社の規定どおり退職しました。

【後編】独立してから

個人事業主の武器は自動化

ありがたいことに、この会社とは個人事業主として契約してもらい、リモートワークを中心に仕事をするようになりました。

そこから、息子が心臓手術できるまで3年間くらいは、十分に働く時間はとれなかったのですが、知り合いづてに、他の会社でも仕事ができてきました。

ともかく、僕自身の仕事も、お客様の仕事も自動化すること、ずっと見張っていなくても問題なく運用できる状態を作ることは、僕の生活が回っていくためにも必要なことでした。

「どんなツールがいい」「どんな方法がベスト」とか考える立場にはなく、「ともかくお客様の環境にあるモノを使って無料で自動化すること」が当たり前の状況だったので、ExcelでもBIでも何でも使って問題解決してました。

「No 自動化 No Life」状態だったので、その後、RPAに出会うのは必然だったのかな。

慣れない個人事業主の仕事と病気の息子のいる家族の生活を無我夢中で続けているうちに、素晴らしい経営者とのつながりもできたりして、だんだんと仕事も広がっていき、かつ楽になってきました。息子も手術が成功し元気になってきたので、仕事に使える時間も増えてきました。

RPAを知る

2016年、お客様の会社でRPAを知ることになりました。当時は「RPA」という言葉は誰も知らず、画像をイメージで認識して操作するツールをロボットと称していました。これを見たとき思いました。

「もともと、いろいろな手法で自動化してきたけど、これはデスクトップ画面の操作までできる。これで完全に自動化できる! しかし、プログラミングしなくていいといっても、これは絶対にプログラミングの知識が必要だ。だから自分の強みが生かせる。」

その時、後にRPAブームが来るとは思っていませんでした。

完全自動化研究所を起業

RPAの登場で完全自動化できると確信し、すぐ株式会社完全自動化研究所を作って、お客様に「このツールで自動化を進めましょう」と提案しました。

RPAを始めたのは、かなり早かったと思います。

でも、僕の会社の業務として「RPAツールを販売する」という考えはゼロでした。いまもありません。

僕の興味は「自動化すること、それでお客様が喜ぶこと」なので、RPAツールを販売して利益を得ることは違うな、と。

その後、RPAブームが訪れて、僕もRPAツール販売会社に「ライセンスを売らないか?」と誘われたりもしましたが、RPAツール売っても、その後お客様が使いこなせない状況を知っていたので、これはブームの後は焼け野原になるぞ、と思っていましたね。

自動化ノウハウが溜まるがその先は見えない

お客様の会社内で自動化を進め、一定のノウハウが溜まったけど、これを商売につなげる方法はどうやっても思いつきませんでした。

僕のノウハウは自動化チームの立ち上げから、要件定義、設計、開発、運用までトータルのもので、逆にそこまでしないと自動化は定着しない、効果を発揮できないとわかっていたので、販売できるモノはなかったのです。

RPA開発をメインにしようとすると1人ではできませんし、大手の企業にかなうわけもありません。

大手企業がRPAツールのライセンスだけお客様に売りつけて、「後はご自分でどうぞ」と売り逃げしてように思え、自分が苦しい中必死にやってきた自動化の領域を荒らされているようにも感じていました。

そこで、「逆にすべて無料でノウハウを公開してしまおう。そこから何かにつながるかもしれない」と開き直ったのです。そこから、ぼんやりと「教えること」につながって商売になるのでは、というアイデアでした。

本を書く

もともと、お客様内の自動化チームに完全自動化手法を教えるために作ったドキュメントがあったので、これをホームページで公開しました。すると、翔泳社様が見てくれて、2018年12月「オープンソースで作る!RPAシステム開発入門」(翔泳社)を上梓することができました。

そこからは書籍の効果もあり、セミナーやRPAのコンサルティング、開発のサポートなどのお仕事をぼちぼちとさせていただいています。

その間に「UiPath業務自動化最強レシピ」「実務者のための失敗しないRPAシナリオ設計入門」「WinActor業務自動化最強レシピ」と1年に1冊ほどのペースで上梓させてもらっています。

今後の活動を考える

RPAブームが起きて5年、RPAツールは必要なところには行きわたり、RPAブームはとっくに消え去りました。失敗したプロジェクトが山となっているでしょう。

その一方、私がRPAを初めて見た時より断然ツールの質が上がっています。UiPath、WinActor、MicrosoftのPower Automate for desktopなど、安い上に完全自動化もできます。

RPAブームが去っても、RPAツールは現役です。そして、自動化は永遠に不滅です。これからも、失敗したプロジェクトのやり直しをしたい人、新しくRPAを知って使いたい人がまだまだいるでしょう。

なので、RPAツールの使い方、活用方法を伝えていくことに、僕は大きな意義を感じています。ただ、今後、どのような方面で活動していくかは決まっていません。

状況は常に変わっています。世界がどうなるかも全くの不透明です。いままでも、その場で最適と思われる選択をしてきただけです。これからもそうするでしょう。

1つ確かなことは「完全自動化」だけは一生続けるテーマです。

僕の強み

幸か不幸か一度も偉くならず、20年間現場で仕事をしてきたので、システム開発と実際の業務の両方が分かります。

もともと情報系出身ではないのもあり、純粋な技術者とは違い、技術をどう生かすか? そして、それをどう伝えて、商売にするか? の方に興味があります。

一応経営者でもあり、他の経営者と話す機会もあり、経営層から現場までの課題をどちらもある程度は理解できます。

つまり、システムと業務、ITと商売、経営者と現場、対局にある双方の立場を「通訳」し、言語化、図式化することが強みとなっています。

この強みと自動化を組み合わせることで、僕なりのニーズを生み出せているのかなと思います。

主な開発・活動実績

車両メーカー品質管理システム導入、車両メーカー現品管理システム開発、半導体工場金型リサイクルシステム開発、遊技盤管理システム開発、遊技場運営会社売上分析システム開発、小売チェーン店発注書自動作成システム開発、小売チェーン店棚卸システム開発、小売チェーン店360度人事考課システム開発、小売チェーン店在庫移動発注システム開発、小売業向けBI導入など

主な自動化実績

小売チェーン店営業日報、食雑貨チェーン店営業日報、複数ECサイト受注日報、ECパスワード変更、食雑貨チェーン店ロス分析週報、食雑貨チェーン店発注用売上在庫表、食雑貨チェーン店賞味期限アラート、BI用データ作成、小売チェーン店定番自動補充データ作成、基準在庫自動変更など




著書一覧

オープンソースで作る!RPAシステム開発入門

オープンソースで作る!RPAシステム開発入門

RPAシナリオ設計入門

実務者のための失敗しないRPAシナリオ設計入門

UiPath業務自動化最強レシピ

UiPath業務自動化最強レシピ

WinActor業務自動化最強レシピ

WinActor業務自動化最強レシピ

Power Automate for desktop業務自動化最強レシピ

Power Automate for desktop業務自動化最強レシピ

小佐井宏之

(株)完全自動化研究所代表取締役|RPAとプログラミングを愛しています。新卒で派遣プログラマ→過酷な現場を経験→企業の情シスに転職→ダウン症の子供のために自由な時間が必要となり独立→(株)完全自動化研究所設立→RPAによる業務自動化の書籍を4冊上梓。RPA初心者の若者に向けて発信します。

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