めーたん
めーたん
UiPathで自動化するってムズカシイよね…?

最初は「レコーディング機能」を使うと、すぐに自動化できるよ!
小佐井
小佐井

こんにちは。完全自動化研究所の小佐井です。

この記事では、本格的なワークフローを1本作成する方法を解説しています。

この記事で解説すること

・UiPathの「レコーディング機能」を使う方法
・モダンデザインエクスペリエンスを使う方法
・UiPathでGoogle Chromeを操作する方法
・自動生成されたワークフローを修正する方法

※)レコーディングに使うWebサイトは当社が運用しているサンプルWebサイトがあります

検証バージョン
OS:Windows11
UiPath Studio:バージョン2022.4.3 Community License
モダン デザイン エクスペリエンス

クラシック デザイン エクスペリエンスで開発する場合は、以下の記事を読んでクラシックデザインに変更してください。

クラシックデザインでのレコーディングは以下の記事を参照してください。V2022.4.3とは少し画面が異なるところもありますが、ほとんど同じ方法でレコーディングできます。

私の信頼性

1) IT歴20年。開発から業務改善まで幅広く経験してきました
2) 複数の企業において2016年からRPA内製化をサポートしています
3) RPA関連の書籍を4冊出版しています

この記事はUiPath Studioを使用して自動化を行える環境を持っている人を対象に書いています。まだUiPath Studioが使えるようになっていない方は無料で使えるUiPath Studio Community Editionをインストールしてください。

小佐井
小佐井
この記事は次のような人に向いているよ
・UiPath初心者の方
・レコーダー機能の使い方を知りたい方
・基礎的なワークフローの作法について知りたい方

UiPathの「レコーディング機能」を使うと、いつものようにパソコンを操作するだけでワークフローを作成することができます。是非体感してみてください。

それでは、どうぞ!

完成図を確認しよう

 ウェブレコーディング機能を使って、当社が運営するサンプルWebサイトにログインするワークフローを作成します。完成図はこのようになります(図1、図2、図3)。

図1:完成図-1

図2:完成図-2

図3:完成図-3

ワークフローを作成してみよう

それではさっそくワークフローを作成してみましょう。

このワークフローではGoogle Chromeを操作するので、Google ChromeにUiPath拡張機能がインストールされていることが前提です。

Google ChromeにUiPath拡張機能をインストールしていない方は、次の記事を読んでインストールしてください。

ウェブレコーディング

当社が運用している「 サンプルWebサイト」にログインする操作をレコーディングします。

STEP1

UiPath Studioを起動し、新たにプロジェクトを作成する。

STEP2

Mainワークフロー(Main.xaml)を開く。

STEP3

サンプルWebサイト( URL http://marukentokyo.jp/sample_website/)をGoogle Chromeで開く(図4)。

図4:サンプルWebサイトの表示

STEP4

[デザイン]リボンの[アプリ/Webレコーダー]をクリックする(図5❶)。[アプリ/Webレコーダー]ツールバーが表示される。

図5:[アプリ/Webレコーダー]ツールバーの表示

STEP5

レコーディングを実施します。

「半角/全角」キーで日本語変換をOFFにし、半角入力にする。

サンプルWebサイトの[ユーザーID]を入力するボックスをクリックする(図6❶)。

[値を入力するか、データの別のソースを使用します]ポップアップが出現するので、「login@marukentokyo.jp」と入力し(図6❷)、[確認]をクリックする(図6❸)。

図6:[ユーザーID]を入力

[パスワード]を入力するボックスをクリックする(図7❶)。

[値を入力するか、データの別のソースを使用します]ポップアップが出現するので、「password」と入力し(図7❷)、[確認]をクリックする(図7❸)。

図7:[パスワード]を入力

[ログイン]をクリックする。

[お知らせ]画面に遷移する。

MEMO [お知らせ]画面に遷移しなかった方へ

サンプルWebサイトは3分の1の確率でログインに失敗するように設計されています。その場合は図8のエラーメッセージが表示されます。レコーディングを中止して、やり直してください。

図8:エラーメッセージ

[アプリ/Webレコーダー]の[閉じる]を押すとメッセージが表示されます。

「レコーダーを閉じる前に保存しますか?」と質問されるので、[保存しない]を選択すると、レコーディングを中止できます(図9)。

図9:レコーディングを中止する

[パスワードの確認]ダイアログが表示される

[お知らせ]画面に遷移すると、すぐに[パスワードの確認]ダイアログが表示されるので、[閉じる]をクリックする(図10)。

※)環境によってはこのダイアログが表示されないこともあります。その場合は、この手順は飛ばしてください。

図10:[パスワードの確認]ダイアログ

[お知らせ]画面の下部の方にスクロールしていくと[読みました]というボタンがあります。画面を下にスクロールしてくだい。

[読みました]をクリックする

小佐井
小佐井
お疲れ様です。レコーディングはここまでです!レコーディング内容を保存します。
STEP6

[保存してStudioに戻る]をクリックする(図11)。

図11:[保存してStudioに戻る]をクリック

[Main]タブに自動的に生成されたワークフローが表示されます。

このままでは可読性が低い(ワークフローが読みにくい)ので、自動生成されたワークフローを変更します。

ワークフローを変更する

アクティビティの表示名を変更します。

小佐井
小佐井
見やすいワークフローにしていくよ
STEP1

[文字を入力 ʻINPUT useridʼ]の表示名を「ユーザーIDを入力」に変更する(図12❶)。

STEP2

[文字を入力 ‘パスワード:’]の表示名を「パスワードを入力」に変更する(図12❷)。

図12:変更後のワークフロー

STEP3

スクリーンショットに[ログイン]が表示されている[クリック ‘ログイン’]の表示名を「ログインをクリック」に変更する(図13❶)。

STEP4

スクリーンショットに[閉じる]が表示されている[クリック ‘閉じる’]の表示名を「[パスワードの確認]の[閉じる]をクリック」に変更する(図13❷)。

STEP5

スクリーンショットに[読みました]が表示されている[クリック ‘読みました’]の表示名を「読みましたをクリック」に変更する(図13❸)。

図13:変更後のワークフロー

めーたん
めーたん
できたー!
がんばったね!これでワークフローは完成だよ!
小佐井
小佐井

実行してみよう

ワークフローの作成に使ったGoogle Chromeを終了させてから、[デザイン]リボンまたは[デバッグ]リボンの[ファイルをデバッグ]→[実行]をクリックして、ワークフローを実行してください。

Webサイトが起動し、ユーザーIDとパスワードが自動的に入力され、[ログイン]がクリックされます。[お知らせ]画面に遷移し、[パスワードの確認]ダイアログを操作し、[読みました]がクリックされます。

その後、素早くGoogle Chromeが閉じてしまいますが、それは成功した証です。

MEMO [お知らせ]画面に遷移しなかった方へ
サンプルWebサイトは3分の1の確率でログインに失敗するように設計されています。ログインに失敗した場合は、ワークフローも失敗します。ワークフローの実行を中止してください。

さらにUiPathに詳しくなるには

レコーディング機能を使ったワークフローは作成できましたか?

これを機会に、もっとUiPathでの自動化を進めたくなっていただければ幸いです。

この記事は『UiPath業務自動化最強レシピ RPAツールによる自動化&効率化ノウハウ』の中から抜粋して、Web向けに書いています。

まとめてUiPathの知識を身に付けたい方は、ぜひ書籍をお読みください。

この書籍を参考にしてワークフローを作成する場合は、以下の記事を読んでUiPath Studioをクラシック デザイン エクスペリエンスに変更してください。