こんにちは。完全自動化研究所の小佐井です。

この記事で解説すること
・Power Automate for desktopとは何か
小佐井
小佐井
この記事は次のような人におすすめ
・Power Automate for desktopがよくわからない
・Windows10/11のユーザー

Power Automate for desktopとはMicrosoft(マイクロソフト社)が提供しているデスクトップ型RPAツールの一種です。

RPAツールについてよくわからないという方は、以下の記事をお読みください。

2020年頃から急速に注目されるようになってきました。どこかで耳にすることがあったので、この記事にたどり着いた方もいらっしゃるでしょう。

この記事ではPower Automate for desktopとは何かについてわかりやすく解説します。是非お読みください。

Power Automate for desktopとは

Power Automate for desktopとは何かというテーマで4つに分けて解説します。

Power Automate for desktopは「Power Automate」の一機能

Power Automate for desktopはマイクロソフトが提供している「Power Automate」の一機能です。

Power Automateは大きく2つの機能に分類することができます。1つは「クラウドフロー」です。一般的に「Power Automate」といった場合、こちらのクラウドフローのことを指します。様々なクラウドサービスを連携することができます(図1❶)。

もう1つが「デスクトップフロー」です。前身はPower Automate(クラウドフロー)に含まれる「UI Flow」です。2020年にPower Automate Desktop、2021年にPower Automate for desktopへと改称しました。WebブラウザーやExcelなどのアプリケーションの操作やファイルの操作などを自動化することができます(図1❷)。本サイトではこちらを解説しています。

図1:Power Automateの2つの機能

Power Automate for desktopとはユーザー部門でも作成できるのが特徴

Power Automate for desktopには自動化に必要な部品が最初から豊富に用意されています。この部品のことを「アクション」と呼びます(図2❶)。

複数のアクションを組み合わせるだけで簡単に自動化を実現することができます(図2❷)。そのため、ユーザー部門でも自力で自動化が可能です。

アクションの組み合わせのまとまりのことをPower Automate for desktopでは「フロー」と呼びます(図2❸)。フローはシンプルでわかりやすいのでプログラミングの未経験者でも理解しやすいという特徴があります(図2❹)。

図2:アクションとフローの関係

フローを作成するために、特定のプログラミング言語でプログラムを記述する必要はありません。アクションの設定画面で必要な情報を入力したり選択したりするだけで作成できます(図3)。

図3:アクションの設定画面

このようにアクションの設定だけで、アプリケーション開発や自動化処理を開発できるツールのことを「ローコード(low code)」と呼びます。

プログラミング言語を学ぶ必要がないため、プログラミングの経験のないユーザー部門でもフローの作成が可能です。

本当にプログラミングは必要ではないのか?

Power Automate for desktopはローコードツールですから、特定のプログラミング言語を身に付ける必要はありませんが、本格的に業務を自動化するにはプログラミングの「基本的な知識」が必要になってきます。

プログラミングの基本的な知識を身に付けることで、自分の意図した通りにフローを構築することができるようになってきます。

Power Automate for desktopとは他のマイクロソフト製品と密に連携できるRPAツール

マイクロソフトが提供しているツールなので、日頃の業務の中で使用しているExcelやOutlook、Microsoft Edgeなどと密に連携することができます。

Power Automate for desktopとはWindows10/11が搭載されたパソコンでは無料で利用できるRPAツール

2021年3月からWindows10が搭載されたパソコンにおいて、無料で使えるようになったことがPower Automate for desktopが注目された大きな要因でしょう。

さらにWindows11では標準でインストールされています。Windows10ではインストーラーをダウンロードしてきて、インストールを実施する必要があったので、Windows11からPower Automate for desktopがより身近な存在になったといえるでしょう(図4)。

図4:Power Automate for desktopは無料で使える

無料でも幅広い自動化を実現することができますが、有料のライセンスを取得すると、さらに自動化の幅が広がります。

Power Automate for desktopをインストールするには

Windows10を搭載したパソコンをお持ちの方はPower Automate for desktopを無料でインストールすることができます。

次の記事を参考にしてインストールしてください。