[データテーブル]アクショングループ内のアクションが増えたので、全体を把握しておこう。[データテーブル]アクショングループは[変数]グループ内にある。一覧を書き出してみよう。
- 新しいデータテーブルを作成する
- 行をデータテーブルに挿入する
- データテーブルから行を削除する
- データテーブル項目を更新する
- データテーブル内で検索または置換する
- 列をデータテーブルに挿入する
- データテーブルから列を削除する
- データテーブルから重複行を削除する
- データテーブルを消去
- データテーブルを並べ替える
- フィルターデータテーブル
- データテーブルをマージする
- データテーブルを結合する
- CSVテキスト変数から読み取る
- データテーブルをテキストに変換する
実に15個もアクションがある。数年前のPower Automate for desktopはデータテーブルに関するアクションは数個だったので、大きな進歩だ。データテーブルが扱えるのと扱えないのでは、データ変換の効率が全く違うからね。UiPathからPower Automate for desktopに置き換えるときも、データテーブル周りの貧弱さはネックだったと思うんだよね。
さて、アクションを眺めていこう。
行や列の追加(挿入)、削除は直感的に理解できるね。[データテーブル内で検索または置換する]アクションも以前からあった。となると、やっぱり、データベースのような機能である[データテーブルを並べ替える][フィルターデータテーブル][データテーブルをマージする][データテーブルを結合する]といったアクションが気になる。「マージ」と「結合」はどう違うのか?とかね。
さて、全体が把握できたところで、どうやってこれを使っていくのかを理解していく必要がある。それについては、記事を分けて書いていこう。[データテーブルを結合する]アクションあたりから試してみたいね。では。
追記:
さっそく、「[データテーブルを結合する]アクションを使ってみる」を書いたので、こちらもどうぞ。