
在宅ワークすることになったんだけど、自宅に何があればいいんだろう?経験者の意見を教えてください。
といった疑問に答えます。
◆本記事のテーマ
在宅ワークの環境整備!15選【ITエンジニア向け】
◆記事の内容
- [1] 在宅ワーク環境に必要なもの15選
- [2] 特に重要なものをピックアップ解説
- [3] 買ってよかったもの
- [4] 買って失敗してもの
◆記事の信頼性
記事を書いている僕は、フリーランスエンジニア歴12年以上。ほとんど在宅ワークだけになって、7年ほどです。この4年は完全に在宅ワークです。
いまは在宅ワークの環境が整ってきました。
そんな僕の経験をもとに、失敗したことも含めて書きたいと思います。
◆読者さんへの前書き
本記事は、フリーランスエンジニアである僕が、完全に在宅ワークだけで仕事している環境を紹介しています。
本気モードの在宅ワーク環境なので、「ほとんど会社に行くから、軽くでいいよ」という人には向いていません。また、会社以外の場所で働く「テレワーク」や「リモートワーク」とも違いますので、注意してくださいね。
本気で在宅ワークする人の参考になれば、うれしいです。
それでは、どうぞ!
[1] 在宅ワーク環境に必要なもの15選

在宅ワーク環境に必要なものを一覧にしました。
「コメント」には参考になるように、僕の意見を入れました。
項目 | コメント |
---|---|
部屋 | ・大きめのデスクと本棚が入ること |
照明器具 | ・十分な明るさがあること ・部屋の照明と別に、デスク上にも必要 |
インターネット環境 | ・業務に支障のない十分な通信速度があること ・Webミーティング中に止まるようなことがないように |
Wifiルーター | ・家内のWifi環境のため ・パソコンは有線LAN接続 |
デスクトップパソコン | ・予算が許す範囲で一番高スペックのもの ・お客様の環境に合わせる必要があれば、複数台必要 |
ノートパソコン | ・外出時用(普段の仕事には使わない) |
パソコンラック | ・デスクトップパソコンが入るもの |
モニター(ディスプレイ) | ・2台以上でデュアルモニターを組むとGood! |
モニターアーム | ・デュアルモニターに対応するもの |
デスク | ・作業スペースが十分確保できる広さであること ・大きい方がいい。L字型が使いやすい |
椅子(チェア) | ・座面の高さ、背もたれの傾きが調整できること ・ひじ掛けがあること |
Webカメラ | ・解像度、視野角に注意 |
プリンター | ・インクジェットプリンター ・できればレーザープリンターもあるとよい(速くて、きれい) |
スキャナー | ・プリンターと一体型で十分 ・請求書のPDF化によく使う |
ヘッドセット | ・安くても十分 |
いかがでしょうか?
「必要なもの多いなぁ……。」という感想かもしれませんね。
もちろん、すべてをすぐにそろえる必要はありません。
上記の一覧の中で、特に重要なものをピックアップして解説しますね。
[2] 特に重要なものをピックアップ解説

特に重要なものは、
- パソコン
- モニター
- 椅子(チェア)
の3点だと思います。
それぞれについて、詳しく解説します。
パソコンはデスクトップ型がいい
エンジニアの人なので、パソコンは必須ですね!
最近は、ノートパソコンを持っている人が多いと思いますが、
在宅ワークをするなら、デスクトップ型パソコンがいい!
と思います。
なぜなら、
- 在宅ワークだから、持ち運ぶ必要がないはず
- ノートパソコンに比べて、安価で高性能
- 拡張できる
からです。
デスクトップ型パソコンはコスパがいい
僕はマウスコンピューターのデスクトップ型パソコンを長年使っています。
複数台ありますが、最新の機種は、
- CPU:Core i7
- メモリ:16GB
- SSD:512GB
- OS:Win11Pro
というスペックで16万円程です。
>>参考:マウスコンピューターをAmazonで見る
同レベルのスペックがあるノートパソコンを購入しようと思ったら、、
最低でも30万円はかかりますね。
いやいや、「ノートパソコンにはモニターが付いているので、平等な価格比較じゃない!!」と思うかも。
でも、この後モニターについて解説しますが、モニターを合わせても、まだデスクトップ型パソコンの方が安いですよ。
それに、デスクトップ型パソコンは「メモリを増強する」といった拡張も簡単にできるのが魅力!!
ノートパソコンも魅力的
とはいえ、
- ノートパソコンの方が好き、かっこいい!
- 家の中でも場所を変えながら仕事したいし
- たまにはカフェで仕事したい!
という考えもありますね。
わかります。
それに、
在宅ワークが中心だけど、やっぱり会社に行くこともある
という人なら、ノートパソコンを選択せざるを得ないですね。
ここは、働き方に合わせてチョイスしましょう。
モニターは2台
モニターはとても大事ですね。
1日の中の長い時間、画面を見るので。
効率的に仕事をするには、モニターは2つを並べるのが、おすすめ!
いわゆる、「デュアルモニター」ですね。
実際の僕の使い方は、こういう感じです↓↓

デュアルモニターにしておけば、こんな使い方ができます。
No | モニター1 | モニター2 |
---|---|---|
1 | 開発画面 | 設計書 |
2 | 開発画面 | ブラウザーでヘルプを検索 |
3 | ブログ |
大きな画面でゆったりと作業すれば、効率よく仕事できるし、かなり疲労は軽減されます。
モニターは、「EIZO FlexScan 23.8インチ」を使っています。
>>参考:EIZO FlexScan EV2480-ZBK (23.8型モニター/1920×1080)-Amazon
おすすめの点は下記の通り。
- ブルーライトを80%カット、ちらつきカットにより、目が疲れにくい
- EIZOの信頼できる画質・品質
- 入力端子が豊富
ともかく、「疲れが少なく、ストレスなく仕事できる」ってことです。
でも、1つ注意!
モニターを2台並べると机のスペースを大幅に占領してしまう
ということ。
なので、僕はモニターアームを使って宙に浮かしています。
下の写真のようにスペースができるので、有効活用できる!!

もちろん、高さ、角度を自由に調節できることも、仕事をする上で重要。
>>参考:モニターアームをAmazonで見る
価格面を見ると、
モニター2台とモニターアームを合わせて、10万円強ってところですね。
仕事の効率性を上げて、ストレスなく続けることで、10万円以上の利益を得られると思うなら、『ぜんぜんアリ』だと思います。
椅子は体に合わせて調整可能なもの
さらに、「ぼくが投資してよかったな」というアイテムは「椅子」です。
エンジニアは長時間の座り仕事なので、椅子が重要。
体の負担を軽減することを怠っては、健康に働くことはできません。
- 座面の高さ、背もたれの傾きが調整できること
- ひじ掛けがあること
日によって体調も違うので、いろいろ調整できる方がいい。
調整できるだけじゃなく、しっかりと体をサポートしてくれないとダメ。
僕は、このイトーキの椅子を5年くらい愛用しています。

写真がわかりにくいですね……。
これです↓↓
価格は高いですが、腰を痛めたりしたら、元も子もないですから。
[3] 買ってよかったもの

15選のリストにないけど、「買ってよかったなぁ」というアイテムを少しだけご紹介!
けっして、おすすめするわけじゃないので、参考程度にお読みください。
机上ラック
1つ目は机上ラックです!
ちょっとわかりにくいけど、これ↓↓

設置前の本体はこんな感じ。
デスクの上に必要な本や資料があれば、すぐに手にすることができます。
集中力を切らさず、仕事できるって、メリットです。
もう一つメリット、というか、、僕が好きなだけかも、だけど
それは、「囲まれて仕事する」ってこと。
2方向を囲まれているので、「仕事専用の小部屋」って感じ。
仕事するぞ!って感じで、集中できますよ。
在宅ワークで、やる気がなくなってしまうと、そこで終了。
誰もお尻を叩いてくれる人、、いませんから。
注意点:重い、大きい
僕は横幅100センチの机上ラックを設置していますが、重さが14キログラム!
2台なので、28キログラム……。
もし、「いいな」と思っても、大きさをよく確認すること、
重さに耐えられるか、を考えてください。
(基本、オフィス用だから)
僕は下記の方法で安全性を補強しています。
- 転倒防止のポールを2カ所
- デスクとの設置場所を万力で補強
二酸化炭素ロガー
2つ目は二酸化炭素ロガー、です。
こんなやつ↓
二酸化炭素の濃度が高くなりすぎると、頭痛やめまいなどの原因になるそうなので、購入。
二酸化炭素濃度はPPMという単位で表されますが、1000PPMを超えると生産性に影響があるという話もあるので、意外に重要ですね。
>>参照:室内環境中における二酸化炭素の吸入曝露によるヒトへの影響
僕の体感だと、やはり1500PPMを超えると、頭がボーとしたり、軽く頭痛がしたりします。
もし、思い当たる人がいれば、気にしてみては?
この二酸化炭素ロガーは、二酸化炭素レベルを「高・中・低」で色とアラームで知らせてくれます。(アラームが鳴るとうるさいので、OFFにしてますが)
僕は、二酸化炭素レベルが「高」になったら、
「さすがに、部屋の空気を入れ替えないとな」という感じ。
>>二酸化炭素ロガーをAmazonで見る
[4] 買って失敗してもの

最後に「買って失敗したなぁ」というものを紹介します。
これも、僕の個人的な感想なので、参考までに。
マウス
マウスには、さんざん投資してきました(笑)
- ワイヤレスマウス
- トラックボール
- ボタンアクションがプログラムできる高性能マウス
などなど。
いいマウスを使うと、テンションも上がるし、作業効率が上がるんじゃないか、と。
でも、結局使っているのは、この写真のマウス↓

DELLのデスクトップ型パソコンに最初から付属してる、タダみたいな奴。
いつ、どこで手に入れたのかも、覚えていません(笑)
結局、有線マウスが一番!
無線マウスは、ほんの少しだけ反応が遅れる気がする……。
そうなると、すっごく、肩がこる。
こんな機能もすべて、いらない!
- 横スクロール
- 戻る、進むボタン
- 解像度切り替えボタン
- 多機能ボタン
以上、僕の個人的な感想です……。
キーボード
キーボードも、たくさん持っています。
一番高いのは3万円以上する高級キーボード。
キータッチの深さを変えられるものです。
高級キーボードは、キータッチが気に入って、結構長い間使いましたが、、
最近はコレ↓

サンワサプライの3000円くらいのワイヤレスキーボードです。
しかも、これはマウス付きでこの値段。
で、マウスは使わず、キーボードだけを使ってます。
キーボードはワイヤレスで大丈夫。
文字入力にストレスはありませんね。
- 小さいのでスペースを取らない
- ワイヤレスなので、邪魔なときはすぐに移動させられる
- パンタグラフの浅いタッチで入力が楽しい
というところが気に入っています。
それに、「テンキーなし」だから、右側に張り出さないため、
- 右手をすばやくマウスまで移動できる
- マウスの動ける場所が広がる
ってとこが、Good!!
まとめ

さて、この記事では「在宅ワークの環境整備!15選【ITエンジニア向け】」というテーマで、書きました。
まだまだ、語りたいことがあるので、そのうち書き足すかも(笑)
それくらい、在宅ワーカーとして、こだわるテーマですね。
在宅ワークの環境が整えば、
- 集中力が上がる
- 作業効率が上がる
- ひいては、収入が上がる
ので、かなり費用対効果の高い投資だと思っています。
それでは、また!