
在宅ワークしたいなぁって思っているんだけど、実際、メリットってなんだろうな?
会社行かなくていいってことはわかるんだけど、他にいいことってある?経験者の意見を教えてください。
こういった疑問に答えます。
在宅ワークのメリット|デメリット
- [1] 在宅ワークのメリット
- ①時間が生まれる
- ②人間関係が最小限でいい
- ③どこに住んでもいい
- ④時間の使い方が自由
- ⑤介護・育児との両立ができる
- ⑥仕事に集中できる
- [2] 在宅ワークのデメリット
- ①オン・オフの切り替えが難しい
- ②仕事の評価を受けにくい
- ③仕事環境の整備が必要
記事を書いている僕は、フリーランスエンジニア歴12年以上。ほとんど在宅ワークだけになって、7年ほどです。この4年は完全に在宅ワークです。
皆さんが出社するなか公園に運動に行き、お客様とのWebミーティングの時間以外は決められた仕事はなく、朝昼晩の食事は家族とともにいただく、という暮らしです。
本記事は、フリーランスエンジニアである僕が、「在宅ワークのメリットとデメリット」を書いています。
会社に属したまま家で仕事をする「在宅勤務」のメリットとは、少しニュアンスが違ってくるかもしれないので、注意してください。
また、会社以外の場所で働く「テレワーク」や「リモートワーク」とも違います。
この記事を読むことで「在宅ワークのリアルなメリットと、その暮らし方」までイメージできるようになると思います。
僕自身は在宅ワークが大好きだし、大きなメリットがあると思っているので、現在の状況に感謝しています。あなたも在宅ワークを始められるように祈りつつ、記事を書きます。
それでは、どうぞ!
[1] 在宅ワークのメリット


在宅ワークをすると、「会社に行かなくていい」ってメリットは、すぐにわかりますね。
まず、ここから掘り下げていきます!!
①時間が生まれる
在宅ワークにすると、
圧倒的に「自分の時間」が増えます。
「会社に行かなくていい」ということは、「通勤しなくていい」ということ、ですから。
現在、通勤にどれくらいの時間を使っているのでしょうか?
総務省統計局の社会生活基本調査によると、全国平均の通勤時間は片道39分、往復1時間19分です。
これに加えて、女性ならお化粧したり、男性ならひげをそったり、スーツを着たり…。
会社に着いたら、ビルのエレベーターを待たないといけないし、、
女性の場合、制服に着替える会社も…。
こういうのも「通勤」に合算して、「1日に2時間を通勤のために使っている」と仮定すると、、1カ月に40時間を『会社に行くため』に、使っていることになります。
けっこう、多いと思いませんか?
40時間と言えば、1週間の労働時間です。
在宅ワークすれば、この時間がすべて、あなたの時間になります。
働いてもいいし、休んでもいい。
趣味に使ってもいいんです。
②人間関係が最小限でいい
「会社辞めたい!」とか「在宅ワークしたい!」って人のほとんどは、
人間関係に悩んでいる
から、じゃないでしょうか?
在宅ワークなら、
必要な人とだけコミュニケーションとればよくなる
これが、大きなメリットですね。
③どこに住んでもいい
会社の場所を基準として、住む場所を決めてたと思いますが、
在宅ワークなら、
自分の生き方、働き方にあった場所で仕事すればいい
ってことになります。
ただし、
- 在宅ワークを永遠に続けられるか?ということは、保証されない
- 家族がいれば、子供の学校とかの都合もある
なので、状況が安定して、将来の見通しが立つまでは、
無理しない方がいいと思います。
いま、住んでいる場所で在宅ワークを始めた方がいいですね。
安定してきたら、ゆっくり探せばいいと思います。
④時間の使い方が自由
仕事時間を自分のペースで決められるようになります。
会社なら、全員一斉に朝礼や終礼があったりします。
昼食の時間も決まっている会社は多いでしょう。
でも、自分の体調や仕事のペースなんかは、人それぞれでしょ?
在宅ワークになれば、
時間を自分でコントロールできるので、仕事の効率が爆発的にアップ
しますよ。
⑤介護・育児との両立ができる
介護している人、育児をしている人も、仕事と両立できます。
もちろん、大変なことには変わりはありませんが……。
もともと、僕がフリーランスになって、在宅ワークを始めたのも、息子が病気だったから。いつ、病院に行かないといけないかわからない状態が続いて、ほとんど、出社はムリ。それで、独立して、家で仕事するようになりました。
⑥仕事に集中できる
在宅ワークには、「仕事に集中できる」というメリットがあります。
会社で仕事していると、すぐ中断されますよね?
電話がかかってきたり、話しかけられたり……。
職種によっては、オフィスの為の仕事があります。
たとえば、情報システム部なら、
- コピー機の紙を入れる
- 人のパソコンのトラブル対応
などなど……。
在宅ワークなら、こういうことは、一切ありません。
だから、本来の仕事に集中できます。
[2] 在宅ワークのデメリット


はい、ここまで、6つもメリットを挙げてきました。
でも、、



在宅ワークのデメリットもあるんじゃないの?
そう、思いますよね?
3つ、解説します。
①オン・オフの切り替えが難しい
いつでも仕事できるからこそ、オン・オフの切り替えが難しい、、
というデメリットはよく聞きますね。
サボるタイプにはデメリット
「誰かに見張られていないと仕事しない」というタイプの人だと、在宅ワークはキビシイ。
いくらでもさぼれますから。
こういうタイプは、在宅ワークには向いていません。
働きすぎてしまうタイプは良し悪し
逆に、「いつまでも働いてしまう」という人もいます。体を壊してしまうほど、働いてしまうならデメリットと言えます。
でも、「いつでも好きなときに好きなだけ働ける」と考える人には、在宅ワークはメリットでしかありません。
「オン・オフの切り替えが難しい」は、一概にデメリットとは言えないですね。
ただ、運動不足になりがちなので、気を付けないといけません。
②仕事の評価を受けにくい
常に評価してくれる人の近くにいると、
- 仕事の進捗を伝えやすい
- 適切に評価してもらいやすい
ですよね。
在宅ワークの場合、
働いている過程を見てもらうことができないので、適切な評価が受けにくいかも。
在宅ワークをする場合、
もらっているお金に見合う、成果物を提出する
という考え方に、切り替えないといけません。
③仕事環境の整備が必要
在宅ワークの場合、仕事に使う環境を整備しないといけません。
特に、僕のようなフリーランスは、すべて自前です。
次の記事で、ITエンジニア向けですが、「在宅ワークの環境整備のために、どんなものが必要か?」をまとめているので、参考にしてください。
まとめ


と、いうわけで、在宅ワークのメリットとデメリットを解説してきました。
まとめると、
1人でしっかり仕事したい人には、メリットが大きい
これが、在宅ワークです。
僕にとっては、最高の働き方です。
でも、すべての人にとって、最高とは限りません。
下記のタイプの人には向いていませんね。
- オフィスで、人とコミュニケーション取りながらの方が仕事が進む
- 通勤も人間関係も苦痛じゃない。孤独なのは耐えられない
- 成果物だけではなく、過程も含めて評価してほしい
人それぞれ、タイプも考え方も違うので、自分をよく観察して判断してください。
それでは、以上です!