[データテーブル]アクショングループ内のアクション一覧を眺める【Power Automate for desktop】

[データテーブル]アクショングループ内のアクションが増えたので、全体を把握しておこう。[データテーブル]アクショングループは[変数]グループ内にある。一覧を書き出してみよう。

  1. 新しいデータテーブルを作成する
  2. 行をデータテーブルに挿入する
  3. データテーブルから行を削除する
  4. データテーブル項目を更新する
  5. データテーブル内で検索または置換する
  6. 列をデータテーブルに挿入する
  7. データテーブルから列を削除する
  8. データテーブルから重複行を削除する
  9. データテーブルを消去
  10. データテーブルを並べ替える
  11. フィルターデータテーブル
  12. データテーブルをマージする
  13. データテーブルを結合する
  14. CSVテキスト変数から読み取る
  15. データテーブルをテキストに変換する

実に15個もアクションがある。数年前のPower Automate for desktopはデータテーブルに関するアクションは数個だったので、大きな進歩だ。データテーブルが扱えるのと扱えないのでは、データ変換の効率が全く違うからね。UiPathからPower Automate for desktopに置き換えるときも、データテーブル周りの貧弱さはネックだったと思うんだよね。

さて、アクションを眺めていこう。

行や列の追加(挿入)、削除は直感的に理解できるね。[データテーブル内で検索または置換する]アクションも以前からあった。となると、やっぱり、データベースのような機能である[データテーブルを並べ替える][フィルターデータテーブル][データテーブルをマージする][データテーブルを結合する]といったアクションが気になる。「マージ」と「結合」はどう違うのか?とかね。

さて、全体が把握できたところで、どうやってこれを使っていくのかを理解していく必要がある。それについては、記事を分けて書いていこう。[データテーブルを結合する]アクションあたりから試してみたいね。では。

追記:
さっそく、「[データテーブルを結合する]アクションを使ってみる」を書いたので、こちらもどうぞ。