サッポロビールでRPAを使い、年間約1100万円の削減効果を出した、とのこと。どのような自動化を行ったのか見てみよう。元記事はこちら→RPAの活用で、サッポロビールに年間約1100万円の削減効果
自動化した業務内容は「全国の小売企業が専用WEBサイトで開示しているPOSデータを収集し分析する業務」。全国の小売業が何が売れたのかを開示してくれるようになったので、そのデータを収集して売り場づくりの提案や商品企画に活かしているとのこと。
問題は収集するダウンロード作業に各企業ごとに数分~数時間かかること。その対象の企業が百数十社あり負担になっている。POSデータ開示方法は企業ごとに違い、中には1週間分のデータを抽出するのに160回の操作が必要な企業もあるそうだ。作業の増加に伴いコストも上昇。また単純作業によるモチベーションダウン、作業ミスが課題となっていた。
そこで、RPA化を行いダウンロードの自動化を実現。また担当者の負荷を考え、1週間に1度だったダウンロードも毎日ダウンロードできるようになった。RPAツールはユーザックシステムの「Autoブラウザ名人」を利用して実現したそう。
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