Power Automate Desktop|データテーブル列をリストに取得する方法

Power Automate Desktop

データテーブルから列を抽出し、リスト型の変数に格納する方法を解説します。

リスト型の変数とは

データテーブル型と同じく、複数の値を1つの変数で管理できるデータ型です。データテーブル型とは違い、表の中の1列を管理するイメージです。

データテーブルの列をリストに変換することで、後のフローで扱いやすくなるという場合に、この変換を行います。

それでは、データテーブルの列をリストに変換する方法を解説します。

この記事を書いた人
この記事を書いた人
こさい
こさい

(株)完全自動化研究所代表のこさいです。

1) エンジニア歴25年超。開発から業務改善まで幅広く経験してきました
2) 複数の企業においてRPAのコンサルティングを行っています
3) RPA関連の書籍を5冊出版しています

  1. オープンソースで作る!RPAシステム開発入門
  2. 実務者のための失敗しないRPAシナリオ設計入門
  3. UiPath業務自動化最強レシピ
  4. WinActor業務自動化最強レシピ
  5. Power Automate for desktop業務自動化最強レシピ

現在はChatGPTとPower Automate for desktopの書籍を執筆中!

データテーブル列をリストに取得する方法

データテーブルの列をリストに変換するには、[データ テーブル列をリストに取得]アクションを使用します。[データ テーブル列をリストに取得]アクションは[変数]アクショングループ内に格納されています。

[データテーブル]にデータテーブルを指定し、[列名またはインデックス]にリストに変換するデータテーブルの列インデックス番号または列の名称を入力します。変換されたリストは[生成された変数]に格納されます。

[データ テーブル列をリストに取得]アクションを使ったフローの例です。CSVファイルからデータを読み取ってデータテーブルに格納し、そのデータテーブルの2列目をリストに変換するフローです。CSVファイルを読み取るフローは「CSVの読み込み」で解説しているので、そちらの記事を参照してください。

データテーブルの列のカウントは0から始まることに注意してください。

コメント ログインすると書き込めます