Power Automate Desktop|CSVの読み込み

Power Automate Desktop

CSVの読み込み方法について知りたい

という疑問に答えます。クラウドシステムなどからダウンロードできるデータが、CSV形式のファイルであることが多いので、業務の中でCSVファイルを扱う機会はたくさんあります。

本コンテンツではサンプルデータ[店舗マスタ.csv]を使って、CSVデータを読み取る例を解説します。[店舗マスタ.csv]をメモ帳で開くと、このように見えます。

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こさい
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(株)完全自動化研究所代表のこさいです。

1) エンジニア歴25年超。開発から業務改善まで幅広く経験してきました
2) 複数の企業においてRPAのコンサルティングを行っています
3) RPA関連の書籍を5冊出版しています

  1. オープンソースで作る!RPAシステム開発入門
  2. 実務者のための失敗しないRPAシナリオ設計入門
  3. UiPath業務自動化最強レシピ
  4. WinActor業務自動化最強レシピ
  5. Power Automate for desktop業務自動化最強レシピ

CSVの読み込みに使うアクション

CSVの読み込みに使うアクションは、[CSVファイルから読み取る]アクションです。このアクションは[ファイル]アクショングループ内に格納されています。

[ファイルパス]に読み取るCSVファイルのパスを入力し、[エンコード]にCSVファイルを読み取るために使用するエンコードを設定します。

エンコードとはコンピュータ上で文字を取り扱うために、文字に数値を割り当てる処理のことです。読み取るCSVファイルに合わせて選択しましょう。読み取ったデータが文字化け(「?????」など読めない文字になること)してしまうときは選択を変更してください。Windows11のユーザーは[システムの規定値]もしくは[UTF-8]を選択しておけば、問題は発生しないでしょう。

[詳細]の項目について解説します。[フィールドのトリミング]では、CSVファイルから抽出されたセルの先頭と末尾にある空白を自動的にトリミングするかどうかを指定します。

[最初の行に列名が含まれています]では、CSVファイルの最初の行を当アクションによって生成されるデータテーブルの列名とするかどうかを指定します。

[列区切り記号]と[区切り記号]については、「[列区切り記号]と[区切り記号]について」で解説します。[生成された変数」には読み取られたCSVファイルの内容がデータテーブル型で格納されます。

[列区切り記号]と[区切り記号]について

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