Power Automate Desktop|Excelデータの最終行を取得する方法

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Power Automate for desktopを使って、Excelデータの最終行を取得する方法を解説します。ついでにワークシート内のデータの範囲を把握する方法も身に付けましょう。

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こさい
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(株)完全自動化研究所代表のこさいです。

1) エンジニア歴25年超。開発から業務改善まで幅広く経験してきました
2) 複数の企業においてRPAのコンサルティングを行っています
3) RPA関連の書籍を5冊出版しています

  1. オープンソースで作る!RPAシステム開発入門
  2. 実務者のための失敗しないRPAシナリオ設計入門
  3. UiPath業務自動化最強レシピ
  4. WinActor業務自動化最強レシピ
  5. Power Automate for desktop業務自動化最強レシピ

Excelデータの最終行を取得する方法

「Excelデータの最終行を取得したい」というときがありますよね。特に列によって行数が異なるデータの場合です。下図の例で解説します。

本来A列、B列、C列のすべてに値が入力されているべき表があると仮定します。A列とC列の列数を取得し、A列とC列の差があるときは未入力セルがあると判断します。この例ではC5、C6のセルが未入力と判断できます。

この例のように、列を指定して最終行を取得する場合は、[Excelワークシートから列における最初の空の行を取得]アクションを使用します。[Excelワークシートから列における最初の空の行を取得]アクションはアクションペインの[Excel]→[詳細]に格納されています。

[Excelインスタンス]のドロップダウンリストで、操作するExcelインスタンスを選択してください。

このアクションを使うには、[Excelの起動]アクションを使って、Excelのインスタンスを起動している必要があります。また、Excelのインスタンスが1つだけの場合は、[Excelインスタンス]のドロップダウンリストには最初からExcelインスタンス型変数が入力されています。

[列]にはExcelワークシートの列を識別するインデックス番号またはテキスト(A列の場合は「A」)を入力します。インデックス番号を入力する場合、列の付番は1から始まります。

フローを実行すると、[生成された変数]に指定された列の完全に空の最初の列の数値が入ります。作成された変数から1を引くと行数が取得できます。

Excelワークシート内のデータの範囲を把握する方法

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