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Excelの一括コピーと名前変更【Power Automate for desktop活用術】|動画|フローダウンロード

「また同じ作業か…」と毎日繰り返している単純作業、そろそろ自動化してみませんか?

基幹システムからダウンロードしたExcelファイルを共有フォルダーにコピーし、ファイル名に日付を付ける(図1)。一見簡単な作業ですが、毎日手動で行うと時間もストレスも増えるばかりです。

図1:Excel一括コピーと名前変更

この記事では、Power Automate for desktopを使ってこの作業を自動化する方法をご紹介します。
わずか数クリックで作業が完了し、時間短縮はもちろん、ヒューマンエラーも防げます!

さらに、動画で手順を詳しく解説し、完成済みのフローも購入できます。ぜひこの記事を読んで、業務効率化を体験してみてください!

この記事を書いた人
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こさい
こさい

(株)完全自動化研究所代表のこさいです。

1) ITエンジニア歴25年超。RPA開発歴8年超
2) RPA関連の書籍を6冊出版。
3) RPAトレーニング動画を販売しています。
4) Power Automate Desktopフロー販売を行っています
5) ご質問・お仕事のご依頼はこちら

業務の課題

基幹システムからダウンロードされたExcelファイルを、決まったフォルダーにコピーし、ファイル名に日付を加える作業。
これは「単純で簡単」な作業ですが、意外と時間がかかるうえ、頻度が高いためストレスの原因になります。

手作業の流れ

  1. ダウンロードフォルダーを開く
  2. コピー対象のファイルを選択
  3. 日付を考えて新しい名前を付ける
  4. 共有フォルダーにコピーする

この作業の課題

毎日繰り返すこれらの作業、単純ではありますが…

  • 操作対象のファイルが増えると作業時間がどんどん伸びる
  • 日付入力のミスや、フォルダー選択の間違いが起こりやすい

その結果、「改善したい」と思いつつも、「まあ簡単だから…」と後回しにされ、何年も手動で続けられているケースが少なくありません。

Power Automate for Desktopによる解決

この単純作業、Power Automate for Desktopを使えば、業務の効率が劇的に向上します。

自動化後の流れ

  1. 必要なファイルがダウンロードフォルダーに揃ったら…
  2. Power Automate for desktopで作成したフローを実行するだけ!

これだけで、指定された共有フォルダーにファイルがコピーされ、ファイル名にはその日の「日付」が自動的に追加されます。

アクションの解説およびフローの開発方法を知りたい方は次のページを参考にしてください。

実務を考慮したフロー

さらに実務を考慮したフローはこのようになります。

1.ファイル無しエラー
ダウンロードフォルダーに「売上.xlsx」と「在庫.xlsx」のどちらも見つからなかった場合は警告メッセージが表示されます。[OK]押下にてフローが終了します。

2.フロー実行の確認メッセージ
コピーする前に確認メッセージを表示し、[はい]押下にてコピー&リネームが実施されます。しばらくの間フローを動作させなかった場合、処理内容を忘れてしまうこともありますし、自分以外のユーザーが使用することもあります。メッセージが表示されることで、内容を思い出すきっかけになりますし、誤って実行してしまった場合も正常にフローを抜けることができます。

3.処理完了のメッセージ
コピー&リネームに成功した場合は処理完了のメッセージが表示されます。コピーしたファイル名も確認できるので安心です。

4.ファイルの上書き
すでにリネーム後のファイル(例:売上_20250101.xlsx)が存在する場合は上書きします。同じ日付の中でも複数回実行することがわかっていて、リネーム後のファイルを上書きせずに確保したい場合は日付+時刻をファイル名に付けるとよいでしょう。

5.ファイル名変更の失敗時のエラー処理
リネーム後のファイル(例:売上_20250101.xlsx)が存在し、かつ使用中の場合(誰かが開いている)は上書きできないためエラーが発生します。この場合リネーム前のファイル(例:売上.xlsx)は削除されます。リネームに失敗したファイルがドキュメントフォルダー内に残ってしまうことを防ぐためです。

自動化のメリット

  • 手動の手間がゼロに
    「今日は何月何日だっけ?」とカレンダーを確認したり、エクスプローラーでフォルダーを探す必要がなくなります。
  • 作業時間を大幅短縮
    毎日数分かかっていた作業が、わずか数秒で完了します。
  • ミスの低減
    人間がやると起こりがちな入力ミスや選択ミスも、自動化すれば心配ありません。

応用・発展例

このフローをさらに応用することで、次のような作業も自動化できます:

  • 基幹システムからExcelファイルをダウンロードする処理を追加する
    ダウンロードからコピーまでの一連の流れを自動化。
  • 共有フォルダーに日付ごとのフォルダーを自動作成し、その中にコピーする
    ファイルの整理も同時に行えます。
  • コピーしたファイルをZip形式で圧縮し、名前を付けて保存する
    保存スペースの節約や、外部への共有に便利。
  • 処理が完了したら、担当者にメールで通知する
    チーム全員に進捗を共有し、連携をスムーズに。

これらのすべてが、Power Automate for desktopで実現可能です。
応用次第で、より高度で便利な業務効率化を図ることができます!

動画で観る

ぜひ動画を見ながら、自分の環境で試してみてください!

フローをダウンロード

この記事のフローは ダウンロード購入 できます。