【SikuliX】CSVファイルを読み込んでループ処理する方法

SikuliXを使いCSVファイルからデータを読み込む方法を解説します。

CSVファイルを読み込んで、値をアプリケーションに連続入力する、といった場面で使用します。

それでは、どうぞ!

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(株)完全自動化研究所・代表取締役社長の小佐井(こさい)
1974年生まれ福岡県出身。中学の頃プログラミングを独習し、みんなが自由で豊かに暮らす未来を確信していました。2000年からプログラマーとして現場でIT技術を身に付け、情シスに転職。多くの人がPCに時間を奪われている現状はナンセンスだと感じていました。
RPAを知り、子供の頃の理想を実現できると感じ、2017年に(株)完全自動化研究所設立。「自動化で人に自由に」の実現のためRPAによる業務自動化の書籍を6冊上梓しています。ご質問・お仕事のご依頼はこちら

SikuliXでCSVファイルからデータを読み込む方法

ライブラリ[csv]をインポートします。

import csv

ファイルを読み込みます。

ヘッダーがある場合は読み飛ばして、データ部分だけを読み取ります。

ヘッダーが無い場合は「header = ・・・」の行をコメントアウトしてください。

csvfile = "フォルダ\\XXXXXX.csv"
f = open(csvfile,'rb')
reader = csv.reader(f)
header = next(reader)

CSVファイルから読み込んだ件数分ループしながら、列数分ループします。

全てのデータをprint文でメッセージウィンドウに出力する処理です。

for row in reader:
    count = 1
    for data in row:
        print "data:" + data
    count += 1

すべてのスクリプトは以下のようになります。

import csv

csvfile = "フォルダ\\XXXXXX.csv"
f = open(csvfile,'rb')
reader = csv.reader(f)
header = next(reader)

for row in reader:
    count = 1
    for data in row:
        print "data:" + data
    count += 1

実例

次のようなCSVファイルを読み込んだとします。

NoNameage
1tanaka23
2kato24
3kimura55
4ishijima83

test.csv

SikuliXを実行すると以下のように出力されます。

data:1
data:tanaka
data:23
data:2
data:kato
data:24
data:3
data:kimura
data:55
data:4
data:ishijima
data:83

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