こさい
こんにちは。完全自動化研究所の小佐井です。SikuliXでファイルやディレクトリの存在をチェックする方法について解説します。
ファイルやディレクトリの存在をチェックするテクニックは、「ファイルが存在しないときには例外処理を行う」といった場合に利用します。
それではどうぞ!
ファイルやディレクトリの存在をチェックするには
「test.txt」というテキストファイルが「C:\test」の中に存在する場合を解説します。
実際に「test.txt」を作成してスクリプトを試してみてください。
ファイルとディレクトリを区別しない時
# -*- coding: utf-8
import os
path = "C:\\test"
print os.path.exists(path)
【リスト1】ファイルとディレクトリを区別しない
「test.txt」というテキストファイルが存在するので場合、Trueが返ってきます。
同じようにpath = “C:\\test\\test.txt”の場合でも、Trueが返ってきます。
ディレクトリでもファイルでも、存在していればTrueが返ります。
ファイルを調べる時
# -*- coding: utf-8
import os
path = "C:\\test\\test.txt"
os.path.isfile(path)
【リスト2】ファイルの存在を調べる
この場合、Trueが返ってきます。
変数pathの中身が、ファイルでない場合はFalseが返ってきます。
ディレクトリを調べる時
# -*- coding: utf-8
import os
path = "C:\\test"
os.path os.path.isdir(path)
【リスト3】ディレクトリの存在を調べる
この場合、Trueが返ってきます。
変数pathの中身が、ディレクトリでない場合はFalseが返ってきます。