こんにちは。完全自動化研究所の小佐井です。
RPAによる自動化歴は7年以上です。またRPA関係の本を5冊出版しています。
今回は、僕の著書「実務者のための失敗しないRPAシナリオ設計入門」のご紹介です。
この本は、RPA導入に「うまく自動化が進まない」「かえって会社が混乱してしまった」、そして「こんなハズではなかったのに・・・」と後悔しないための書籍です。
RPAを導入して失敗したくない方、もしくはすでに失敗してしまっている方は是非続きをお読みください。
実務者のための失敗しないRPAシナリオ設計入門ってどんな本?
RPAは「非エンジニア部門の人でも簡単に自動化できる」という触れ込みで普及しました。しかし、導入後に「こんなハズでは・・・」と後悔する方も多いのが実情です。
本書はRPAを導入して後悔しないための書籍です。
RPA導入で失敗する原因とは?
実はRPA導入で失敗する原因の多くは、非常に基本的なところにあります。
以下の通りです。
- 業務シナリオの整理を行っていない(行えない)から
- 単純にプログラミングとソフトウェア開発の知識がないから
- 設計を行わず、当然、設計書も残さないから
RPA導入に失敗しないためには?
では、どういう知識が必要で、どうやれば身に付き、実務に使えるのか?
それをまとめて、実践編を付けたのが本書です。
簡単にいうと「設計を行い、設計書をドキュメントとして共有し、残しましょう」ということが書いてあります。
前半では「どのような知識をもとに、どのような設計書を作るべきか」という理論編、後半が実践編となっています。
無料で使えるUiPath Community Editionを使って実践編の解説をしているので、実際に動かしてみて「失敗しないRPAシナリオ」を体感することができます。
目次
目次をご覧ください。
Chapter1 RPAとは
Chapter2 RPA 成功のカギはシナリオ設計にあり
Chapter3 RPAシナリオを設計する
Chapter4 RPAシナリオをRPAツールで動かす
Chapter5 [実践1] Webシステムからデータをダウンロードする
Chapter6 [実践2]集計表を作成して配信する
Chapter7 [実践3]メール受信した予算書を格納する
Chapter8 [実践4]予算書の内容をチェックして一覧にまとめる
Chapter9 [実践5]商品情報をシステムに入力する
サンプルもダウンロードできます
本書に掲載されているExcelファイルやUiPathのワークフローは、すべてダウンロードすることができます。そのまま使うことができる超実用的な書籍になっています。
- 設計書のフォーマット
- 実践編の設計書のサンプル
- UiPathのワークフローのサンプル
環境を構築して実際に動かして確認してください。
まとめ
僕はこの設計書を使用して、顧客企業の自動化を支援しています。RPAを開発・運用するのは非エンジニアの実務者です。
この本の中では、RPAツールとして「UiPath」を使って解説しています。
実践編で解説しているUiPathのフローは、こちらの書籍でも解説しています。技術的な面をより理解したい場合は合わせてお読みください。