Power Automate Desktopのおすすめの本5選

RPA担当者
RPA担当者

Power Automate for desktopの本って、どれを読めばいいのかな?

といった疑問をもっている人に向けて、Power Automate for desktopを使うために役立つおすすめの本を5冊ご紹介します!以下の5冊です。

こんにちは。完全自動化研究所のこさいです。この記事を書いている僕は、最後に紹介する本「Power Automate for desktop業務自動化最強レシピ」を執筆しました。もちろん、僕の本の紹介もするけど、本によって対象読者層が少しずつ違うので、その視点を中心に解説します。
(最後の「まとめ」におすすめの読者タイプを表にしています)

この記事を書いた人
この記事を書いた人
こさい
こさい

(株)完全自動化研究所代表のこさいです。

1) エンジニア歴25年超。RPA開発および支援8年超
2) RPA関連の書籍を5冊出版。現在はGPT×PADの書籍を執筆中!
3)当サイトのプレミアム会員募集中!無限回答、動画見放題。詳しくはこちら

はじめてのPower Automate Desktop

はじめてのPower Automate Desktop―無料&ノーコードRPAではじめる業務自動化
著者:株式会社ASAHI Accounting Robot研究所|2021/10/9
技術評論社
使用環境:Power Automate Desktop 2.10

大判で300ページ近くあって、ボリューム満点!
だけど、わかりやすく読みやすいPower Automate Desktopの入門書です。

「基本機能と概要」「Webの操作」「Excelの操作」「UIアプリケーションの操作」といった章立てになっています。
この章立てからわかるように、Power Automate Desktopの使い方の基本がしっかり解説してありますよ。

株式会社ASAHI Accounting Robot研究所さんは、Webにもたくさん情報を出していてスゴイ!!

細かい用語やテクニックの解説も非常に丁寧なので、学習用に向いています。
「Power Automate Desktopを基本から身に付けたい」というしっかり派の人におすすめです。

アマゾンで購入>>はじめてのPower Automate Desktop

できるPower Automate Desktop

できるPower Automate Desktop
著者:あーちゃん、株式会社ASAHI Accounting Robot研究所|2021/7/21
株式会社インプレス
使用環境:Power Automate Desktop 2.9

言わずと知れた「できるシリーズ」。
全ページがフルカラーの図表でとにかくわかりやすい!

最初に読むなら、このシリーズだって人も多いでしょうね。

テクニックが「レッスン」という形でまとめられており、41レッスンを1つ1つこなしていけば、基本的なフローが作れるようになっています。

「基本を勉強する」というよりは、「楽しみながら、まとまったフローを作ってみたい」という初心者の人におすすめです。

アマゾンで購入>>できるPower Automate Desktop

追記

2023年2月21日に最新版「できるPower Automate for desktop」が発売されました。著者は、あーちゃん&できるシリーズ編集部で、監修は株式会社ASAHI Accounting Robot研究所さんです。

Power Automate for desktopのバージョンは毎月新しくなるので、今から始める人は、こちらの本を読んだ方がいいと思います。

丁寧な解説と豊富なキャプチャー画像によって、初心者でも取り組みやすいですし、サンプルのシステムでスクレイピングの演習もできたりして、「少し実践的なフローを作りたい!」にも対応してます。

アマゾンで購入>>できるPower Automate Desktop 基本編+活用編

世界一やさしいPower Automate for desktop

世界一やさしいPower Automate for desktop
著者:清水理史|2021/11/15
日経BP

かわいいイラストが入っていて、とても読みやすい1冊です。
キャラクターの会話で解説しているところもあって理解がすすみます。

「チュートリアル」「リファレンス」「ケーススタディ」という3部構成になっており、初級から少し高度なフロー作成までスムーズに学べます。

「リファレンス」では「覚えておきたい必須アクション17選」として17個のアクションの解説があり、逆引き的な使い方もできます。
[変数の設定]アクション、[IF]アクション、[Excelの起動]アクション…などです。

「ケーススタディ」では「Excelを使った本格て業務の自動化に挑戦しよう」ということで、銀行口座の入金消込作業の自動化フローを作成する手順が詳しく解説されています。

かなり本格的ですね。

初級から本格的に業務に活かすところまで1冊で押さえたい、という人におすすめです。

アマゾンで購入>>世界一やさしいPower Automate for desktop

Microsoft Power Automate 簡単活用ガイド

Microsoft Power Automate 簡単活用ガイド
著者:岩元直久|2021/8/30
日経BP

Power Automate Desktopだけではなく、「Power AutomateとPower Automate Desktop」の本です。
他の本と比べて、「異色」です。

「Power Automate」と「Power Automate Desktop」の違いについて、よくわからないという人はこちらの記事で解説しています。

>>Power Automate Desktopとは?【5分でわかる】

他書籍と比べて文字は多めです。
そのぶん、技術面に関して詳しくて勉強になります。

そして、本が完全に平らになるように開き、手を放しても閉じない!!
本を開いて読みながらフローを作ってみる人には、便利でうれしい作りになっていますよ。

Power AutomateとPower Automate Desktopのつながりを理解し、両方をバランスよく利用したい人におすすめです。

アマゾンで購入>>Microsoft Power Automate 簡単活用ガイド

Power Automate for desktop業務自動化最強レシピ

Power Automate for desktop業務自動化最強レシピ RPAツールによる自動化&効率化ノウハウ
著者:株式会社完全自動化研究所 小佐井宏之|2022/10/19 株式会社翔泳社
使用環境:Power Automate Desktop 2.22

これは、僕の著書です!

「基本知識パート」「逆引きパート」「本格的なフロー開発パート」の3部構成となってて、自動化したい業務からPower Automate for desktopのテクニックを逆引きできるのが特徴。

「こういう自動化ができるから、こうしましょう」じゃなくって、「こういう業務を自動化したいから、どうすればいい?」って疑問にこたえようということですね。

だから、解説しているアクション数も40以上あり、本格的なフロー開発、実践的なフローのアイディア2本と『業務自動化できるようになること』を重視してますよ。

入門書ではあまり扱っていない「サブフローの使い方」「エラー処理」「リトライの方法」など、Power Automate for desktopを実践で使うために必要な技術の解説が盛りこまれています。

やっぱり、実際に運用に使うのなら、ここらへんの知識は外せない。

入門編より少し進んだ自動化テクニックを身に付けて、本格的に業務自動化に取り組みたい」という方におすすめです。
初心者向け、というよりは、「2冊目の本」という位置づけです。

アマゾンで購入>>Power Automate for desktop業務自動化最強レシピ

まとめ

はい、というわけで、5冊の本をご紹介してきました。

それぞれ特徴があり対象となる読者のタイプが違うので、自分のスタイルにあった書籍を選んでください。

書籍名おすすめの読者タイプ
はじめてのPower Automate Desktop基本からしっかり身に付けたい
できるPower Automate Desktop
できるPower Automate Desktop 基本編+活用編
楽しみながら身に付けたい初心者
世界一やさしいPower Automate for desktop初級から中級まで1冊で押さえたい
Microsoft Power Automate 簡単活用ガイドPower Automateも同時に知りたい
Power Automate for desktop業務自動化最強レシピ本格的に業務自動化に取り組みたい
書籍別のおすすめ読者タイプ

「RPAとは?Power Automate for desktopとは?」という基本的なことから体系的に学んだ方が理解が早そうだなぁ」と思われる方には、初心者向け動画を販売しています。有料会員登録が必要ですが、最初の3本は無料会員登録で見られます。

コメント ログインすると書き込めます