【SikuliX】キーコンテンツを使いこなそう

こさい
こさい

こんにちは。完全自動化研究所の小佐井です。

オープンソースの無料RPA「Sikulix」は人がキーボードで行う操作を実行することができます。

キーコンテンツはキーボード操作をプログラムするときに使います。

それではどうぞ!

この記事を書いた人
この記事を書いた人
こさい
こさい

(株)完全自動化研究所代表のこさいです。

1) ITエンジニア歴25年超。RPA開発歴8年超
2) RPA関連の書籍を6冊出版。
3) RPAトレーニング動画を販売しています。
4) Power Automate Desktopフロー販売を行っています
5) ご質問・お仕事のご依頼はこちら

SikuliXのキーコンテンツを使いこなそう

こさい
こさい

最初に2つの例を紹介します。

キーコンテンツを使ってメモ帳の「ファイル」を選択する

メモ帳を開いてから、次のスクリプトを実行してください。

キーボードのALTキーとFキーを同時に押すことと同じ動作をします。


#メモ帳の「ファイル」を選択する(ATLキー+Fキー)
type("f",Key.ALT)
#以下のソースでも動作する
type("f",KEY_ALT)
#さらに以下のソースでも動作する(同時押下)
type("f",KeyModifier.ALT)

キーコンテンツを使ってデスクトップ上の画面をすべて最小化する

キーボードのWindowsキーとMキーを同時に押すことと同じ動作をします。


#WINキー+Mキー
type("m",Key.WIN)
#以下のソースでも動作する
type("m",KEY_WIN)

キーコンテンツ一覧

こさい
こさい

その他のキーコンテンツをご紹介します。

キーコンテンツ表記方法
TabKey.TAB
EnterKey.ENTER
ESCKey.ESC
BackspaceKey.BACKSPACE
DeleteKey.DELETE
InsertKey.INSERT
スペースKey.SPACE
ファンクションキーKey.F1~Key.F10
HOMEKey.HOME
ENDKey.END
カーソルキーKey.LEFT / Key.RIGHT / Key.DOWN / Key.UP
NumLockKey.NUM_LOCK

修飾キー

こさい
こさい

ALTキーやCTLキーです。他のキーコンテンツと組み合わせて使用します。

キーコンテンツ表記方法
AltKEY_ALT / Key.ALT
CtrlKEY_CTRL / Key.CTRL
ShiftKEY_SHIFT / Key.SHIFT
windowsキーKEY_WIN / Key.WIN

関連する記事

キーボードのWindowsキーとMキーを同時に押すスクリプトを使っている記事です。

SikuliXを使った自動化を解説しています。

RPA担当者の皆様へ

そのRPA、活用できていますか?

RPAの専門家があなたのお話を聞き、診断します。
  • Excel・メール…どんな業務でもOK
  • ツールの売り込みなし、診断だけだから安心
  • 今だけ初回無料!

Sikulix
完全自動化研究所