最終更新日:2022/11/07

RPA開発者
RPA開発者

こんにちは。Power Automate for desktopの[レコーダー]の使い方を解説します。

ブラウザーを操作するフローは、[レコーダー]を利用することで、簡単に作成することができます。

[レコーダー]はフローデザイナーのツールバーにあります(図1)。

【図1】[レコーダー]

検証バージョン
OS:Windows10
Power Automate for desktopバージョン:2.25
HINT:ブラウザー以外の操作の記録もできる
本記事ではブラウザー操作の記録にレコーダー機能を使用しますが、デスクトップアプリケーションの操作の記録も同じボタンから行うことができます。以前は「デスクトップレコーダー」と「Webレコーダー」が分かれていましたが、2021年12月のアップデートで統一されました。

それでは、どうぞ!

本記事で作成するフローの動作を把握しよう

RPA開発者
RPA開発者

本記事で作成するフローを実行すると、このような動作になります。

Microsoft Edgeが起動し、サンプルWebサイトが表示されます(図2❶)。[ユーザーID]と[パスワード]が入力され(図2❷❸)、[ログイン]がクリックされます(図2❹)。

【図2】フロー実行時の動作-1

[お知らせ]画面に遷移し(図3❶)、[読みました]がクリックされます(図3❷)。

【図3】フロー実行時の動作-2

めーたん
めーたん

この動作をするフローをこれから作成するのね!

はい、そうです。

RPA開発者
RPA開発者

新規フローを作成する

RPA開発者
RPA開発者

最初に新規フローを作成してください。

新規フローの名前は「Webサイトログイン」としてください(図4)。

【図4】新規フローの作成

レコーディングしよう

STEP1 [レコーダー]をクリックする

ツールバー内の[レコーダー]をクリックしてください(図1)。

フローデザイナーが最小化されて、[レコーダー]ダイアログが表示されます(図5)。

【図5】[レコーダー]ダイアログの表示

STEP2 Microsoft Edgeを起動してサンプルWebサイトを表示する手順を記録する

[レコーダー]ダイアログを操作してください(図6)。

【図6】[レコーダー]ダイアログの操作

Microsoft Edgeが起動するので、アドレスバーにサンプルWebサイトのURLを入力し、[Enter]キーを押してください(図7)。

【図7】Microsoft Edgeを起動してサンプルWebサイトのURL入力

サンプルWebサイトのログイン画面が表示されます。

STEP3 [レコーダー]ダイアログの[記録]をクリックする(図8

【図8】[レコーダー]ダイアログの[記録]をクリック

STEP4 [ユーザーID]テキストボックスに入力する(図9、10

【図9】[ユーザーID]テキストボックスに入力-1

[ユーザーID]テキストボックスに「login@marukentokyo.jp」と入力してください。

【図10】[ユーザーID]テキストボックスに入力-2

STEP5 [パスワード]テキストボックスに入力し、[ログイン]をクリックする(図11

【図11】[パスワード]テキストボックスに入力して[ログイン]をクリック

STEP6 [お知らせ]画面の[読みました]をクリックする(図12

【図12】[お知らせ]画面の[読みました]をクリック

【HINT】[お知らせ]画面に遷移しなかった場合は?
サンプルWebサイトは3分の1の確率でログインに失敗するように設計されているので、レコーディングを続けられなくなる場合があります。[お知らせ]画面に遷移しなかった場合は、本記事の「レコーディングを続けられない場合の 対処方法を知ろう」を参照してください。

STEP7 [レコーダー]ダイアログの[完了]をクリックする(図13、14

【図13】[レコーダー]ダイアログの[完了]をクリック

【図14】フローデザイナー画面の表示

これでレコーディングは終了です。最後に自動作成されたフローを修正してフローを完成させてください。

自動作成されたフローを修正しよう

[コメント]アクションが自動的に追加されていますが、フローの動作とは関係がないので削除します(図15)。

【図15】[コメント]アクションの削除

これでフローが完成しました。上書き保存しておいてください(図16)。

【図16】フローの完成

めーたん
めーたん

できた!

頑張りましたね!

RPA開発者
RPA開発者
【HINT】[レコーダー]はどんなときに使う?
ここまで解説してきたように、まとまった操作を記録するときに使うと効率的ですが、「こういう操作をしたいけど、どのアクションを使うといいのかわからない」という場合に使ってもいいですね。アクションを覚えていなくても自動的に適切なアクションが選択されますから。

レコーディングを続けられない場合の対処方法を知ろう

サンプルWebサイトは3分の1の確率でログインに失敗するように設計されているので、レコーディングを続けられなくなる場合があります(図17)。この場合の対処方法を解説します。

【図17】レコーディングを続けられない場合

STEP1 [レコーダー]ダイアログの[一時停止]をクリックする(図18

【図18】[レコーダー]ダイアログの[一時停止]をクリック

STEP2 手動でログイン操作を行う(図19、20

【図19】手動でログイン操作を行う-1

【図20】手動でログイン操作を行う-2

STEP3 [レコーダー]ダイアログの[記録]をクリックする

[レコーダー]ダイアログの[記録]をクリックしてください(「レコーディングしよう」のSTEP3を参照してください)。

レコーディングが開始されます。「レコーディングしよう」のSTEP6から操作を続けてください。

めーたん
めーたん

手順を間違っても大丈夫ね!

フローを実行しよう

RPA開発者
RPA開発者

フローを実行してください。

フロー作成時に使用したサンプルWebサイトは閉じてから、フローを実行してください。自動的に行われる操作は「本記事で作成するフローの動作を把握しよう」で解説していますので、そちらを参照してください。

ただし、「レコーディングを続けられない場合の対処方法を知ろう」で解説している通り、ログインに失敗するパターンもあります。この場合はフローがエラー終了し、フローデザイナーの下部にエラーが表示されます(図21)。

【図21】エラーが表示される

まとめ

RPA開発者
RPA開発者

本記事ではレコーディングを行う方法を解説しました。

[レコーダー]を使ってレコーディングしたのち、自動作成されたフローを修正する方法を解説しました。

また、レコーディングが続けられない場合の対処方法も解説しました。

実際にフローを作りながらお読みいただいた方は、レコーディングに関わるテクニックを一通り身に付けたことになります。

慣れるまでレコーディングに失敗することもあると思いますが、何度かトライしてください。

他にもPower Automate for desktop利用する方法困った時の解決方法を書いているので併せてお読みください。


さらにPower Automate for desktopに詳しくなるには

まとめてPower Automate for desktopの知識を身に付けたい方は、ぜひ書籍をお読みください。

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