Power Automate Desktop|制御フローの基本を理解しよう

Power Automate Desktop

Power Automate for desktopの制御フローについて解説します。

こんにちは。完全自動化研究所のこさいです。「制御フロー」は、複雑な業務に柔軟に対応するために必要な知識です。Power Automate for desktopを使いこなすために、必ず理解しましょう!それでは、どうぞ!

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こさい
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(株)完全自動化研究所代表のこさいです。

1) エンジニア歴25年超。開発から業務改善まで幅広く経験してきました
2) 複数の企業においてRPAのコンサルティングを行っています
3) RPA関連の書籍を5冊出版しています

  1. オープンソースで作る!RPAシステム開発入門
  2. 実務者のための失敗しないRPAシナリオ設計入門
  3. UiPath業務自動化最強レシピ
  4. WinActor業務自動化最強レシピ
  5. Power Automate for desktop業務自動化最強レシピ

制御フローの基本を理解しよう

プログラミングの基本となる制御フローは3つがあります。「順次処理」「反復処理」「条件分岐」です。

1) 順次処理

順次処理は「命令を順番に実行する」ということですので、Power Automate for desktopでは、フロー内のアクションが上から順番に実行されるということを示しています。

2) 反復(ループ)処理

「反復処理」は条件を満たすまで一連の動きを繰り返し実行します。「繰り返し処理」という呼び方もします。Power Automate for Desktopでは「反復」を「ループ」と呼んでいるので、今後は「ループ処理」と呼びます。

ループ処理を実現するアクションは複数存在します。[ループ]アクショングループには[Loop]アクション、[For each]アクション、[ループ条件]アクションがあります。

[Loop]アクションと[For each]アクションについては次の記事で解説しています。2つのアクションの違いについても解説しています。

[ループ条件]アクションについては次の記事で解説しています。

3) 条件分岐

「条件分岐」は条件によって実行する命令が複数に分岐する制御フローです。[条件]アクショングループの[If]アクションを使用します。次の記事で解説しています。

まとめ

プログラミングの基礎を成す「制御フロー」は実はたった3つしかないことがわかりますね。このことがわかれば、プログラミングがグッと簡単に感じることができるのではないでしょうか?

事実、すべてのプログラムは3つの制御フローと変数を組み合わせたものだと言えるでしょう。まず、プログラミングの基礎を理解してから、いろいろなプログラムを体感することで、プログラミングが自然と身に付くでしょう!それでは、また!

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