シンプルに考える、ということ

「世の中はシンプルだ」という前提を持つことが発想を生み出す原動力になる。

僕は問題解決することが仕事であり、解決するための発想を褒められることもたまにあるのだが、その根幹は「知識というよりも考え方」にある。

業務の自動化を行うなら、「複雑な事象の中にシンプルな法則を見つけて取り出す」という作業が1つある。そのとき「どうせモノゴトというのはシンプルだ」という前提があるか無いかで発想は変わってくるはずだ。

とはいえ、この記事では、この具体例を挙げてテクニカルな話をするのではなく、「世の中はシンプル」という部分を掘り下げてみたい。

「世の中はシンプルと考える」ということは、単純に「難しいことから単純なパターンを抽出すること」という話ではない。

僕らが認識している世の中すべてが「わざと複雑だと思わされている可能性」があるので、これを排除して考える、という思考法のことを指している。


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