SikuliXで外部アプリケーションを起動するには

最終更新日:2022年8月26日

こさい
こさい

こんにちは。完全自動化研究所の小佐井です。
SikuliXから直接アプリケーションを起動する関数について解説します。

SikuliXにはアプリケーションを操作するためのAppクラスが用意されています。

このページではSikuliXから直接アプリケーションを起動する関数App.open()について解説します。

それでは、どうぞ!

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(株)完全自動化研究所・代表取締役社長の小佐井(こさい)
1974年生まれ福岡県出身。中学の頃プログラミングを独習し、みんなが自由で豊かに暮らす未来を確信していました。2000年からプログラマーとして現場でIT技術を身に付け、情シスに転職。多くの人がPCに時間を奪われている現状はナンセンスだと感じていました。
RPAを知り、子供の頃の理想を実現できると感じ、2017年に(株)完全自動化研究所設立。「自動化で人を自由に」の実現のためRPAによる業務自動化の書籍を6冊上梓しています。ご質問・お仕事のご依頼はこちら

SikuliXで外部アプリケーションを起動するには

動作確認環境

  • SikuliX1.1.1
  • OS:Windows10

SikuliXで外部アプリケーションを起動する関数App.open

以下のページではメモ帳を起動するためにsubprocessモジュールのPopen関数を使いましたが、どちらでも起動できます。

上記のページと同じく、メモ帳を開いて、文字を入力する処理をプログラムしてみます(リスト1)。


import os

app1 = os.path.join(os.environ['WINDIR'],'notepad.exe')   #メモ帳へのパス

#メモ帳を開く
App.open(app1)

sleep(1)   #ちゃんと開くまで1秒待つ

s = u"メモ帳が立ち上がりました。"
paste(s)

リスト1

SikuliXを実行する

うまくメモ帳が起動して、下図のようにテキストが書き込まれたはずです(図1)。

図1:起動したメモ帳

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SikuliXから直接アプリケーションを起動する方法は他にもあります。次の記事をお読みください。

SikuliXのインストール方法を解説しています。