SikuliXにおけるIF文の表記方法について解説します。
それでは、どうぞ!
IF文の表記方法
SikuliXではPythonの条件分岐の表記方法を使います。
if 条件式1:
条件式1が真の時に実行する処理
elif 条件式2:
条件式1が偽で条件式2が真の時に実行する処理
elif 条件式3:
条件式1及び条件式2が偽で条件式3が真の時に実行する処理
else:
全ての条件式が偽の時に実行する処理
IF文の利用例(if exists)
SikuliXを使って画面を操作する際「条件によっては保存ダイアログが表示される」といった場合に利用します。
例えば、以下のシナリオです。
アプリケーションからファイルをダウンロードして、ローカルディレクトリに保存する
- アプリケーションからファイルをダウンロードしてローカルディレクトリに保存する
- 2回目実行すると、すでに同じ名前のファイルが存在しているので「上書きしますか?」というダイアログが表示される
1回目の処理と2回目の処理が異なりますので、条件分岐で対応します。
この場合、リスト1のプログラムで分岐します。
if exists([上書きしますか?ダイアログの画像],1):
click([はいの画像])
リスト1 上書き確認の条件分岐
まとめ
SikuliXにおけるIF文の表記方法について解説しました。
また具体的な利用方法として、画面を操作する際「条件によっては保存ダイアログが表示される」といった例を元に解説しました。
「条件によっては保存ダイアログが表示される」という例については、以下の記事も使用方法を解説していますので、併せてお読みください。