

こんにちは。完全自動化研究所の小佐井です。
UiPathの解説がどうも自分の環境とは違う…ってことはありませんか?
それはモダン エクスペリエンスになっているのかもしれません。
このページではモダン エクスペリエンスから以前のエクスペリエンスに戻す方法を解説します。
UiPath Studio:バージョン2022.4.3 Community License
目次
1 モダン エクスペリエンスとは
UiPathの バージョン2020.4以降 をインストールした場合、「モダン エクスペリエンス(モダン デザイン エクスペリエンス)」がデフォルトになっており、 新しいアクティビティ、一体型レコーダー、新しいデータ スクレイピング ウィザードを使用してターゲット UI 要素を識別、設定、検証するための新たな方法が提供 されています。
例えばExcel関連のアクティビティは全面的に、以前とは変わっています(図1)。リボンもかなり変わっており、[レコーディング]も[アプリ/Webレコーダー]になっています。
図1:モダン エクスペリエンス

2 クラシック エクスペリエンスとは
バージョン2020.4より前のデザインは「クラシック エクスペリエンス(クラシック デザイン エクスペリエンス)」と呼ぶようになったそうです。
モダン エクスペリエンスとクラシック エクスペリエンスの違い具体的な違いについては「モダン エクスペリエンスとクラシック エクスペリエンスの違い」をご覧ください。
3 クラシック エクスペリエンスに変更してください
私の書籍『UiPath業務自動化最強レシピ RPAツールによる自動化&効率化ノウハウ』や本サイトは、クラシック エクスペリエンスを前提にして書いていますので、私の書籍やサイトを参考にしてワークフローを開発していただける方は、 クラシック エクスペリエンスに変更してください 。
4 クラシック エクスペリエンスに変更するには
STEP1 [ワークフロー アナライザーの設定]をクリックする
プロジェクトを作成したら、Mainワークフローを開いた状態で、デザインタブの[ファイルの分析]をクリックしてください(図2❶)。メニューが表示されるので、[ワークフロー アナライザーの設定]をクリックしてください(図2❷)。
図2:[ワークフロー アナライザーの設定]
STEP2 [プロジェクト設定]画面を操作する
[プロジェクト設定]画面が起動するので、操作します(図3❶❷❸)。
図3:[プロジェクト設定]画面
[再読み込み]のクリック(図3❸)後、しばらく時間がかかります。
STEP3 クラシック エクスペリエンスに変更されたことを確認する
図4:クラシック エクスペリエンス

5 今後もクラシック エクスペリエンスでいいの?
現時点では、 クラシック エクスペリエンスを使って問題なさそう です。今後はモダン エクスペリエンスの開発に力を入れていくでしょうから、いずれはモダン エクスペリエンスの学習も必要でしょうね。
本サイトでもモダン エクスペリエンスに取り組んでいきたいと考えています。
6 UiPath関連の著書
『UiPath業務自動化最強レシピ RPAツールによる自動化&効率化ノウハウ』では実践的なワークフローのサンプルを多数収録しています。
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